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2017.09.23(土)

「Black Hat Japan 2006 Briefings」の10月開催をひかえ創設者のJeff Moss氏が急遽来日、記者会見開催(2)

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【Black Hatが日本で初めて技術実習】

10月5日および6日に開催予定のコンピュータ・セキュリティ・カンファレンス「Black Hat Japan 2006 Briefings」に向け、米Black Hat(現CMP社デジタルセキュリティ部門)より創設者のJeff Moss氏が急遽来日し、8月21日に東京都内で記者会見が開催され、この際に技術実習トレーニングについても詳細が発表された。Black Hat Japanの開催は今年で3回目となるが、この技術実習トレーニングはBlack Hatからの新しい試みとして初めて日本で紹介されるものだ。実施期日は、Briefings開催直前の10月3〜4日としている。

Black Hatのトレーニングは、特定の技術トピックについて学ぶコースが多種類用意され、通常1コースは2日間で1セットになる。アメリカで開催されているBlack Hat USAでのトレーニングには、29種類ほどの幅広い種類のコースがあり、参加者も1500人あまりに上る。ただし、今回の「Black Hat Japan 2006 Training」では、「初めて」ということから実験的な色彩が濃く、コースの種類は日本で興味を持たれると思われる7コースが選出されており、実際に開催されるのは、この中で申し込みが最小催行人数に達した1クラスあるいは2クラスということだ。

Moss氏によれば、今回トレーニングを実施することにしたのは、「日本のセキュリティ市場が成熟してきたことと、Black Hatブランドが浸透してきたと考えられること」が理由という。将来的には、日本でもトレーニングの開催をBlack Hat Japanのイベント開催とは独立してできるようになることを期待したいという。日本向けコースの内容は、「日本のセキュリティ市場の特徴として企業からの参加者が多いことから、それに合わせたセレクションを考慮した」ということだが、それなりに幅広く選ばれている。大まかには、テクノロジー指向の実習コースとセキュリティのポリシーやプロシージャーに関する理論コースに分かれている。

参加者は、実習コースのほとんどでは、自分のラップトップ・コンピューターを持参することが求められる。そして、提供されるツール類を自分でインストールし、実際に操作してみて様々なテクニックを学ぶことができる。もちろん持参ラップトップの条件は定められているので、それに沿った機種・OS設定の必要がある。また理論コースでも、米国国家安全保障局のINFOSECアセスメント方法論など、日本では他に類を見ない内容が提供されている。これらには、コースにより認定証が発行されるものがあるので、技術者自身のスキルアップとしてトレーニングを受けたい方にもとても有益であろう。
なお、早期割引を9月15日まで行っている。

参加受付中のコース・セレクションと開催概要は以下のとおり。
http://shop.ns-research.jp/3/9/7503.html

・Chris Conacher : 「エンタープライズ・セキュリティ、初日から完了にいたるまで」(理論コース)
・Timothy Mullen : 「Microsoft忍術 : MS技術のセキュアな配備」(実習コース)
・Timothy Mullen, Jim Harrison : 「ISA忍術: ISAサーバ2004のエンタープライズ・ファイアーウォール」(実習コース)
・Steve Dugan : 「インフラへのAttacktecs?とDefentecs?:Ciscoネットワークの攻撃と防御」(実習コース)
・Steve Dugan & Rodney Thayer : 「インフラへのAttacktecs?とDefentecs?:Cisco VoIP」(実習コース)
・Security Horizon : 「米国国家安全保障局(NSA)INFOSECアセスメント方法論(IAM):レベル1」(理論コース)
・WetStone Technologies : 「ライブ・デジタル捜査、稼動中の企業コンピュータを捜査する」(実習コース)

『ブラックハット・ジャパン2006・トレーニング』開催概要
期日:2006年10月3日(火)・4日(水)
開催場所:京王プラザホテル東京
参加費用:早期割引29万8000円/通常価格34万8000円(税込)
登録締切:2006年9月末
詳細・申込:http://shop.ns-research.jp/3/9/7503.html

またBlack Hatでは、将来のトレーニングコースの選考のためにウェブ投票を行っている。投票結果は候補選択の参考にされるということなので、興味のある方は一度見てみるとよいだろう。
投票サイト:http://bhjtr.s217.xrea.com/
《ScanNetSecurity》

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