カリフォルニア州に本社を持つセキュリティソリューションのプロバイダ、FaceTimeが、Yahoo! Messengerをターゲットにした新しいワームを発見したと発表した。yhoo32.explrと名づけられたこのワームは、ユーザーをPCにスパイウェアをインストールするサイトへと誘導、“安全なブラウザ(Safety Browser)”をインストールして、Internet Explorerのホームページをハイジャックする。この“安全なブラウザ”はInternet Explorerのアイコンを使用しているので、ユーザーは本物のInternet Explorerと騙されやすい。FaceTimeではyhoo32.explrはユーザーの許可なしにブラウザをインストールする最初のマルウェアだ。このタイプはこれまでにはなかったと話している。さらにワームは自己繁殖する。yhoo32.explrはYahoo! Messengerのコンタクトリストにある連絡先にワームを送りつける。ファイル名は「explorer.com」とちょっと見た限りでは、exe形式のでもないし、問題はなさそうだ。但し、よく見るとファイル形式はアプリケーションとなっている。ユーザーが気付かずにダウンロードすると、ホームページがハイジャックされるとともに、PCから音楽が流れ始める。この音楽は聞いて心地よいようなものではなく、“ひどい音楽”だそうだが、さらに困ったことに音声をオフにしない限りは止めることができない。また、PCを起動すると演奏を開始する。そして次には、ハイジャックされたPCが今度はそのYahoo! Messengerのコンタクトリストにある相手にワームを送付する。【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec