内部からの情報漏洩を防ぐ「CI Appliance」(1)外部ネットワークへの出口を監視 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.12(火)

内部からの情報漏洩を防ぐ「CI Appliance」(1)外部ネットワークへの出口を監視

特集 特集

情報漏洩事件が多発する昨今、多くの企業が情報漏洩対策にさまざまな手を打っている。そんななか、マクニカネットワークス社が「CI Appliance CI 1100/ CI 1500」(開発は米国Code Green Networks社)という製品をリリースした。これはネットワーク経由での情報漏洩を検知できるというアプライアンス。その特徴は、機密情報全体の一致ではなく、一部を抜き出したり、他のファイル形式にしたりした場合でも検知でき、現実的なチェックが可能というところにある。今回、この製品に関してマクニカネットワークス社にお伺いし、ビジネスディベロップメント室の渋谷勝則氏に詳細なインタビューを行うことができた。今回から2回に渡り、このインタビューをお送りする。

●約370種類の主要アプリケーションに対応

本製品は、外部ネットワークへの出口のインライン上やミラーポートなどに設置するアプライアンス製品である。機密情報を登録しておくことで、それに基づいて情報のチェックを行い、機密情報が送信された場合、ログを作成した上で管理者にメールで警告を送信する。現時点では「コンテンツインスペクション:Tap Mirror」モードでのみ動作し、チェックだけで通信を遮断することはできないが、2006年中には「エンフォースメント:In-line」モードにも対応し、漏洩時の通信を遮断することも可能になる。また、アプライアンスをネットワークの出口にをおく形式のため、クライアントでのインストール作業などの手間もかからない。

対応するプロトコルは、SMTP、FTP、HTTPで、約370種類の主要アプリケーションに対応している。全文一致やキーワード検知ではなく、機密データの一部を抜き出した場合でも検知できるので、いろいろな形での情報漏洩を防ぐことができる。これは米スタンフォード大学の教授Alex Aikenの考案したスライディング・ハッシュというアルゴリズムを採用して実現している。機密文書から作成される検知のベースとなるデータは「フィンガープリント」と呼ばれ、オリジナルの機密文書の1/200ほどのサイズとなる。登録できる機密情報は1GBだが、今後10GBまで拡大される予定。

価格:1,984万5,000円(税込)〜
ハードウェア構成:
1.2TB HDD(RAID)、8GBメモリ、Xeonプロセッサ(デュアル)、1GBイーサネット(5ポート) 1UのフルサイズIAサーバ

【執筆:一条真人 http://www009.upp.so-net.ne.jp/showkun/ 】

──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

特集 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. グローバルで活躍するプロフェッショナル - EYのサイバーセキュリティ部隊に仕事とキャリアを聞く

    グローバルで活躍するプロフェッショナル - EYのサイバーセキュリティ部隊に仕事とキャリアを聞く

  2. ここが変だよ日本のセキュリティ 第30回「ダメンズ・オーディット! 上場企業なら避けて通れない監査対応に監査感激!」

    ここが変だよ日本のセキュリティ 第30回「ダメンズ・オーディット! 上場企業なら避けて通れない監査対応に監査感激!」

  3. ここが変だよ日本のセキュリティ 第31回「中二病全開!アンチ・アンチ・オーディット作戦発動!!」

    ここが変だよ日本のセキュリティ 第31回「中二病全開!アンチ・アンチ・オーディット作戦発動!!」

  4. クラウドセキュリティ認証「ISO 27017」「ISO 27018」の違いとは? ~クラウドのよさを活かす認証コンサル LRM 社 幸松 哲也 社長に聞く

  5. [数字でわかるサイバーセキュリティ] 2018年度政府サイバーセキュリティ予算、大規模予算施策一覧

  6. [セキュリティホットトピック] まるで海外アングラサイト? 中学生がフリマアプリでウイルス売買し書類送検

  7. [セキュリティホットトピック] 金融機関情報を狙う「DreamBot」「Gozi・Ursnif」、国内でまた活発化

  8. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン 7 「アリバイの通信密室」 第11回「五十四歳」

  9. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン 7 「アリバイの通信密室」 第10回「面会依頼」

  10. スマホが標的のフィッシング詐欺「スミッシング」とは、現状と対策(アンラボ)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×