日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社は4月25日、インターネット バンキングなどのオンラインサービスにおいて、フィッシング詐欺対策サービス「ケータイOTP(ワン・タイム・パスワード)」を開発、7月より販売すると発表した。同サービスは、オンラインサービスの利用者が携帯電話を介して1回きりのパスワードを取得し、要求した取引内容とパスワードの両方が正しくないと取引が実行されないようなセキュリティ強化を実現するもの。エンドユーザへのトークン(認証用端末)配布が不要なため初期費用がかからないほか、トークンの電池切れや故障による交換が必要ないので、運用費用を大幅に削減できる。携帯電話からOTP生成サーバにアクセスして取得するダウンロード方式と、QRコードを携帯電話のカメラで読み取りOTPを取得する方式の2種類の配布方法を用意した。http://hitachisoft.jp/News/News384.html