スパイ活動が疑われたLenovoのPC | ScanNetSecurity
2021.07.29(木)

スパイ活動が疑われたLenovoのPC

米国国務省が最近、中国のLenovoとPC1万5000台購入の契約を結んだ。しかし、この契約について米中経済・安全保障関係検討委員会(US - China Security Review Commission:USCC)が諜報活動に使用される恐れがあるとの懸念を示していると、『Red Herring』が報じた。

国際 海外情報
米国国務省が最近、中国のLenovoとPC1万5000台購入の契約を結んだ。しかし、この契約について米中経済・安全保障関係検討委員会(US - China Security Review Commission:USCC)が諜報活動に使用される恐れがあるとの懸念を示していると、『Red Herring』が報じた。

米中経済・安全保障関係検討委員会のワーツェル委員長は、「外国の諜報機関のメンバーが働いている会社で、米国の連邦政府機関が製品を購入するとして、諜報員が何かしようとは思うのは当然」と語る。そのため、PCに諜報用機器を出荷前に取り付ける可能性があるとして、“徹底的な調査”を求めているようだ。

Lenovoは1984年、北京のコンピュータサイエンスの専門家のグループが“Legend”という名称で創設した会社で、中国の消費者向けPCのメーカーとして重要な位置を占めてきた。2003年には社名をLenovoに変更。さらに2005年にはIBMがPC事業部をLenovoに売却している。

2005年のIBMとの契約時にも、Lenovoの従業員による情報盗難、軍事利用などを危惧した財務省の対米外国投資委員会(CFIUS)が調査を行った。米国は基本的には海外からの米国内直接投資を歓迎するが、国土安全保障に影響する場合は例外となっており、CFIUSでは外国資本による米国企業買収の調査を行う。昨年の契約時には最終的に3月に、CFIUSの審査を通過、承認が下りた。

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×