IT業界のみならず多くの業界で、ネットワークの脅威からの保護やセキュリティポリシー浸透のために、鍛えられたセキュリティ技術者が必要とされている。CompTIA(The Computing Technology Industry Association:コンプティア:コンピュータ技術産業協会)が認定する「Security+」は、さまざまな実務環境において、セキュリティの問題を分析・最適化するソリューションを取捨選択し、活用する能力を評価する資格である。>> http://www.comptia.jp/cont_certif_10.html▽Security+試験概要・出題形式など:多岐選択式で、問題数は100問・試験所要時間:90分・受験料:28,140円(※会員価格あり)・試験会場:アール・プロメトリック、ピアソンVUEの全国の認定試験センター(スポットでの臨時試験会場も可能)・合格基準:100から900のスコア形式 764スコア以上・試験日程:いつでも可能(上記認定試験センターでの可能日時)・申し込み:上記、認定試験センター●顧客ニーズを追うCompTIAの認定資格CompTIAは、1982年、米国シカゴにおいて設立され、技術標準の提言やIT業界内で作成された実務能力基準の認定活動などを行っている、非営利のIT業界組織だ。欧米を中心に14拠点を持ち、2005年7月現在で89カ国2万社以上の会員により活動が支えられている。日本支局が創立されたのは、2001年4月。CompTIAの認定試験は、現在から将来にわたり世界的に必要とされている人材を効率的に輩出するために作成されている。人材像は、技術者としてニーズの高い職種において、共通して必須な“実務基盤”とされる技術知識・スキル・問題解決能力、業務に対する考え方を備えている人。各業務において、仕事として求められる能力を持っているかを確認するための認定資格だ。CompTIA日本支局事務局次長マーケティングスペシャリスト板見谷剛史氏は「お客様のニーズを追うのがCompTIA、時代にあった製品を追うのがベンダー資格。顧客に接する上で必要な資格、つまり、顧客のIT環境を改善できる証明がCompTIAの認定である。」と言う。【執筆:株式会社アイドゥ 原田智子・井上きよみ http://www.eyedo.jp】── この記事には続きがあります。 全文はScan Security Management本誌をご覧ください。 https://www.netsecurity.ne.jp/14_3697.html