本連載で紹介する唯一の国家資格が、今回の「情報セキュリティアドミニストレータ試験」となる。当試験は、経済産業省が管轄する「IPA(情報処理技術推進機構)」による情報処理技術者試験の一つで、組織における情報セキュリティ確保・管理の遂行者向け資格である。>>情報処理技術者試験センター http://www.jitec.jp/▽情報セキュリティアドミニストレータ 試験概要▽・出題形式と試験所要時間: 午前 9:30〜11:10(100分) 多肢選択式(四肢択一)、55問 午後I 12:10〜13:40(90分) 記述式 4問中3問解答 午後II 14:10〜15:40(90分) 記述式 2問中1問解答・受験料:5,100円(税込み)・試験会場:全国の試験会場・試験日程:年1回(10月第3日曜日) 次回は平成18年10月15日・申し込み期間:7月中旬から約1か月間(予定)●位置づけが変更される「情報セキュリティアドミニストレータ試験」情報セキュリティ管理の現場責任者を対象者像とした、情報セキュリティアドミニストレータ試験は平成13年秋から実施されている。合格者は、基本知識のみならず、情報セキュリティを確保する施策に対し、計画・実施・分析・見直しができる技術水準を有していると評価される。しかし、6回目の試験実施となる平成18年から、その位置づけは、以下のように大きく変更されることとなった。 H17まで・情報セキュリティアドミニストレータ試験 主として情報システム利用者側が受験、ただし、情報システム開発側にも有用 ↓ H18から・テクニカルエンジニア試験「情報セキュリティ」(新設) 情報システム開発側の認定資格という位置づけ・情報セキュリティアドミニストレータ試験 情報システム利用者側の認定資格という位置づけが明確に【執筆:株式会社アイドゥ 原田智子・井上きよみ http://www.eyedo.jp】── この記事には続きがあります。 全文はScan Security Management本誌をご覧ください。 https://www.netsecurity.ne.jp/14_3697.html