サイバーディフェンス社からの情報によると、Intel社のハイパースレッディング機能を備えたPentium 4プロセッサの複数のバージョンに、ローカルで攻撃可能な情報漏洩の脆弱性が見つかった。これにより、重要な情報にアクセスされる可能性がある。この脆弱性に対する攻撃コードは実環境で確認されていない。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。HTが有効なシステムにおいて、プロセッサのキャッシュメモリの共有部分に脆弱性が存在する。CPUキャッシュメモリの共有と同時実行が原因で、同時に実行されているスレッドの間で、情報が漏洩する可能性がある。この脆弱性は特に、OpenSSL、OpenSSH及びHTTPSなどの暗号化/復号プログラムを装備したwebサーバなどで、攻撃される可能性がある。キャッシュには使用中のデータが含まれているので、攻撃者は実行中のプログラムを攻撃することにより、そのデータを盗みだすことができる。これにより、重要なデータが漏洩する可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【19:29 GMT、10、06、2005】