株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月27日、個人向けインターネット接続サービス「IIJ4U」、「IIJmio」に、迷惑メール規制手法「Outbound Port 25 Blocking」を10月18日より導入すると発表した。これは、日本国内における主要携帯電話事業者(NTTドコモ・au・ツーカー・ボーダフォン)のユーザ宛に送られる迷惑メールへの規制手段として行われるもの。迷惑メールの多くは、ISPが提供する送信用メールサーバを経由せずに、直接、宛先のドメインのメールサーバにTCP25番ポートを用いて接続し送信されている。このことから同社は、Outbound Port 25 Blockingを利用して指定メールサーバを経由しない主要携帯電話事業者のユーザ宛のメール送信を禁止させ、携帯電話向けの迷惑メールによる被害の防止に務める。http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2005/0927.html