株式会社ソリトンシステムズは8月10日、ミテネインターネット株式会社および福井ケーブルテレビ株式会社が提供するインターネットサービスに、米IronPort Systems社の電子メールセキュリティゲートウェイを用いた迷惑メール・ウイルス対策システムを導入したと発表した。会員はこれらのサービスを無料で利用できる。本システムは、IronPort Cシリーズが全世界から収集した迷惑メール情報をもとに会員のメールを自動的にチェックし、迷惑メールと判断した場合は件名に[meiwaku]という目印をつけた上で送信する。会員はこの目印によって、必要なメールを探し出す作業を軽減でき、PCのメールソフトで振り分け条件を設定することで快適なメール環境が提供される。一方、プロバイダはIronPortの持つ悪質な配信元からのメールの受信量を制限する機能により、スパム急増による配送遅延やメールサーバ障害の回避、また迷惑メールの受信者からのクレーム対応の軽減など、二次的な付加価値も得ることができる。 http://www.soliton.co.jp/news/pdf/25_05_ironport.pdf