内部犯行や不注意による情報漏えいが多くの原因となっている情報セキュリティにおいて、開発元であるアメリカのVerdasys社(バーダシス社)のCEOであるセス・N・バーンバウム氏は「大切な情報がどう扱われるのか。『利用されるその時点=Point of Use』での対策が最も効果的かつ重要である」と指摘する。そして、Digital Guardian 3.0こそが、その「Point of Useでデータレベルでの対策が可能なソリューション」であることを強調する。
●情報が「どう扱われるのか」こそが情報セキュリティの根幹情報が扱われるその瞬間=Point of Useを制御する
さて、「Point of Use」とは何か。バーンバウム氏によれば「ある利用者がデータにアクセスし、何らかの処理をしようとする、まさにその瞬間」であるという。どんなに重要な情報資産であっても、外部からの不正アクセスや内部犯行によるアクセスなどを含めて、「どこからもアクセスされていない状態」であれば「安全は確保されている」状態といえる。「情報がStill(静止している状態)であれば安全だが、Active、つまり活用され始めると、その瞬間にリスクが発生する」(バーンバウム氏)のである。すなわち、正規のアクセスであれ不正アクセスであれ、情報にアクセスがあり「何らかの処理が実行されようとしたら」その瞬間にはリスクが発生するというのだ。