富士通株式会社は6月30日、「非接触型手のひら静脈認証装置」のワールドワイドでのビジネス展開を開始すると発表した。世界の高セキュリティ市場でのデファクトスタンダード確立を目指し、米州、欧州、アジアで現地関係会社と連携して強力にビジネスを推進していく。本年7月より現地での販売を開始し、今後順次対象地域を拡大していく計画だ。本製品は、体内情報である手のひらの静脈パターンを認証に使用するため、偽造が困難な反面、他人受入率0.00008%以下、本人拒否率0.01%という高い認証精度を実現している。また、非接触であるため、利用者の抵抗感が少ないことも特徴のひとつとなっている。 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/06/30.html