セコムトラストネット株式会社は、さくらインターネット株式会社が運営するデータセンター向けに、Webサイト運営に必須となるSSLサーバ証明書+脆弱性診断をセットにしたセキュリティ強化サービスで業務提携をしたと発表した。データセンター事業者向けにこのセキュリティ強化サービスを提供するのは業界初。今回業務提携より提供するセキュリティ強化サービスの「ホームページSECOMパック」は、セコムのSSLサーバ証明書と脆弱性診断をセットにし、証明書の契約時と1年後の更新時にホームページの脆弱性診断を実施し、その結果をレポートで提出するサイト運営者の負荷を低減するサービス。最近のフィッシング詐欺や情報の盗聴・改ざんなど悪質化するネット犯罪の増加により、さくらインターネットの2万ユーザからセキュリティ強化の強い要望を受けており、この対策として「ホームページSECOMパック」は、ワンストップでセキュリティ強化ができるため採用された。 今回の提供されるサービスは、さくらインターネットが運営するデータセンターのハウジングサービスや専用サーバサービスに採用される。この採用でセキュリティの導入障害が取り除かれ普及に拍車が掛かかると判断し、初年度1,000ユーザの獲得を目指す。報道資料http://www.secomtrust.net/news/2005/ns_sakurahoho20050616.html