株式会社光通信は5月10日、同社の子会社従業員が名簿業者を名乗り、企業リストを流出していたことが判明したと発表した。これは、5月2日午後5時頃に一部報道機関より光通信の「顧客名簿」とされる企業リストが送られてきているとの連絡を受け、早急に関連会社を含め調査を行ったもの。その結果、法人向けOA機器販売子会社である株式会社アイ・イーグループが新規顧客の開拓用に使用している企業リストであることが判明した。同社は、閲覧可能な対象者を中心にメール・ログなどの解析を行った結果、上記子会社の一従業員による流出の可能性が認められ、本人に事情確認を行ったところ事実を認め、本人からの各報道機関への送信メールなどの証拠を確認したという。光通信:企業リストの流出に関する調査結果のご報告 http://www.hikari.co.jp/class-02/press/article/20050510.pdf