株式会社NTTデータは4月27日、医療機関が臨床検査会社などの外部機関に遺伝子検査を委託する際に必要な、個人情報匿名化の作業支援システム「SecureName」を5月より提供すると発表した。SecureNameは、個人情報匿名化ソフトを搭載しており、個人情報を簡単に匿名化することが可能だ。検査する患者のID、氏名を匿名符号に自動的に変換してラベル印刷し、検査を委託する際の検査依頼書などに貼付けるため、検査委託する外部機関は個人情報の特定が不可能となる。また、eラーニングによるセキュリティポリシー学習機能を搭載、医療機関従事者は「遺伝子検査セキュリティポリシー」に基づく個人情報の適切な取り扱い方針を身につけることが可能となる。 http://www.nttdata.co.jp/release/2005/042701.html