コンピュータセキュリティのトピックでニュースになるもの、といえば、最近では大きく分けて三種類ある。一つはWEB 改ざんに類するもの。不正アクセス事件の中で、報道されるものの大部分はこの WEB サイトの改ざんに関係している。とはいえ、WEB 改ざんがニュースにな
特集
25views
コンピュータセキュリティのトピックでニュースになるもの、といえば、最近では大きく分けて三種類ある。一つはWEB 改ざんに類するもの。不正アクセス事件の中で、報道されるものの大部分はこの WEB サイトの改ざんに関係している。とはいえ、WEB 改ざんがニュースになったのはもう四年も前の話だ。もう一つは情報漏洩。毎週どこかの組織が個人情報を漏洩させてしまってニュースになっているが、これは個人情報保護法の施行に絡んだ「ホットな」トピックだからかもしれない。
WEB 改ざんや不正アクセスに対しては、情報システム部門の不断の努力によってリスクを軽減することができるが、ウイルスに関してはそうはいかない。ウイルス対策ソフトを各クライアントに導入しても、パターンファイルがアップデートされていなければ意味が無い。また、個人所有のコンピュータや検収用のシステムが LAN に接続されたときに感染を広めてしまったりすることもある。
あとは自動的にパッケージが適切にインストールされるだろう。Vine Linux 3.1 で試してみたところ、インストール作業はあっけなく終了するため、むしろ「こんなに簡単に済んでいいんだろうか?」と不安になってくる。しかし、実際にはしっかりとサービスの起動設定を含めてセットアップが終わっている。また、インストール作業が終わった段階でサービスは自動的に起動しているため、すぐにログインして設定作業に取り掛かることができる。よくある Linux アプリケーションのように、設定ファイルをテキストエディタでいじる必要すら無い。