米IBMは3月22日(現地時間)、新たなスパム対策技術「FairUCE」を公開した。この技術はスパムメールフィルタリング機能を発展させるもので、迷惑メールのドメインアイデンティティを解析することで送信元を特定し、送信元に対してメッセージを送り返す。これによって送信元のトラフィックを増加させ、それ以上メールを送信できないようにする。FairUCEでは、ネットワークレベルでアイデンティティマネジメントツールを使用することで、確実なスパムメールの特定と送信元の割り出しを可能にするという。FairUCEはIBMのWebサイトから、すでに入手可能となっている。 http://www.alphaworks.ibm.com/tech/fairuce