株式会社野村総合研究所(NRI)は3月3日、テキストデータの文章中に含まれる氏名や電話番号などの個人情報を自動的に抽出し、マスク処理を行う「TRUE TELLER 個人情報フィルタ」を同日より発売した。本製品は、入力されたテキストデータに対して個人情報の可能性が高い文字列を抽出、マスク処理を自動的に行なうツール。営業日報やコールセンターに寄せられる問い合わせといった、企業内に日々蓄積されるテキストデータに含まれる個人情報のマスク処理を自動化し、大幅な省力化を実現する。大量なテキストデータを一括でマスク処理を行なうバッチ処理機能と、個人情報としての可能性があまり高くない文字列について人が判断しながらマスク処理を行なう逐次処理機能の2種類が搭載され、データの量やマスク処理の品質など状況に合わせた使い方が可能となっている。価格は個人情報フィルタが60万円、バッチ処理機能付きが80万円(ともに1ライセンス)となっている。http://www.nri.co.jp/news/2005/050303.html