英クリアスウィフト社は11月9日、2004年10月のスパムインデックスを発表した。スパムインデックスの内訳はヘルスケア関連が46.9%と依然として多く、以下、ダイレクト販売が20.8%、ファイナンスが10.2%と続いていており、電子メールユーザの弱みを商品の販売に利用しようとする動きがスパマーの間で活発化している事実が明らかとなった。また、スパマーは、分野ごとにさまざまな手口を使ってウイルスを拡散させ、コンピュータを制御して受信者から現金を引き出そうとしているという。クリアスウィフトのテクニカルディレクタ Alyn Hockeyは、「スパマーは私達の弱みを標的にしようとしています。彼らの成功率は決して高いものではありませんが、手口が次第に巧妙化していることを考えると、企業はスパムをフィルタリングする堅牢な電子メールセキュリティソフトウェアをもっと活用すべきではないでしょうか」と述べている。http://www.clearswift.co.jp/news/PressReleases/index.php?f=041109.dat