10月4日、韓国国防省が、国会の国防委員会に提出した資料で、「北朝鮮人民軍が米国に対するサイバー戦をしかけるために500名以上のハッカーを養成。情報戦の能力は先進国レベルに達したと考えられる。」と報告した。 軍事ハッカーは金日成軍事大学の優秀な学生を5年間、トレーニングしたもので、日本、米国、韓国のコンピュータシステムに侵入して、諜報活動を行っている。●核兵器開発機関もウイルス被害 実際、今年はじめには、国会や国防科学研究所、国防研究院、原子力エネルギー研究所、海洋警察庁をはじめとする韓国国家機関のコンピュータ211台が攻撃され、ウイルスの被害を受けた。国防科学研究所では軍事設備の研究、開発を行い、国防研究院は国防政策を策定するなど、非常に重要な機関が狙われた。 韓国は、ブロードバンドの使用が世界最高レベルであること、そしてインターネットにおけるセキュリティが遅れ気味であることから、サイバー攻撃にあいやすいと言われている。その脆弱さから、韓国を経由したハッキングが多いのも事実だ。【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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