英クリアスウィフトは7月14日、過去12ヶ月におけるスパムの変化をまとめた「スパムインデックス第13号」を発表した。レポートによると、この12ヶ月でスパムの傾向がアダルトや金融、ヘルスケア、直販関連から金融、製薬関連に変化しており、今では最大で全スパムの69.6%(前年同期は39.2%)を金融、製薬関連のスパムが占めているという。アダルト関連のスパムは前年同期の21.8%から今回は4.8%に低下している。初期のスパムの大半は低コストで法的規制を受けないマーケティング手段として利用されていたが、昨今では組織化した犯罪者集団が活動の場としており、Webフィッシングなどの金融詐欺、海賊版ソフトなど違法商品のブラックマーケットの役割も果たし、違法で悪質な活動のチャネルとして利用されているという。http://www.clearswift.co.jp/news/press_040714.html