▽ LHa for UNIX─────────────────────────── ファイル圧縮ユーティリティであるLHa for UNIXは、header.cが細工された圧縮ファイルを適切にチェックしていないことが原因で、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のコードを実行されたり不正にファイルを操作される可能性がある。 2004/05/06 登録
危険度:高 影響を受けるバージョン:LHa for UNIX 1.14i以前、 LHA for UNIX 1.17以前 影響を受ける環境:UNIX、Sun Solaris、BSD、Linux 回避策:各ベンダの回避策を参照
▽ GNU Midnight Commander────────────────────── ファイルマネージャプログラムであるGNU Midnight Commanderは、実装上の原因によりバッファオーバーフローを引き起こされるなど複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 2004/05/06 登録
▽ Engorile Video Gallery────────────────────── Engorile Video Galleryは、ユーザ入力を適切にチェックしていないことが原因で複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にSQLインジェクションを実行され、ユーザ名やパスワードを奪取される可能性がある。 [更新] 2004/04/28 登録
<IBM-AIX>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽ IBM AIX───────────────────────────── IBM AIXは、LVMコマンドやputlvcbコマンド、getlvcbコマンドなどが適切なチェックを行っていないことが原因で複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にファイルを上書きされたり任意のコードを実行される可能性がある。 2004/05/06 登録
▽ IBM AIX───────────────────────────── IBM AIXは、bos.rte.consoleやbos.rte.serv_aidファイルセットなどが不安定なファイルを作成することが原因でシムリンク攻撃を受けるなど複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にファイルを上書きされたりDoS攻撃を受ける可能性がある。 2004/05/06 登録
<Mac OS X> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽ Mac OS X───────────────────────────── Mac OS Xは、AppleFileServer、CoreFoundation、mod_ssl/Mutex処理コード、RAdmin、Racoonなどの実装上の原因により複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートからさまざまな攻撃を受ける可能性がある。 2004/05/06 登録
危険度:高 影響を受ける環境:Mac OS X Server 影響を受けるバージョン:10.3.3以前、10.2.8以前 回避策:セキュリティアップデートの実行
▽ Linux kernel framebuffer───────────────────── Linux kernelは、framebufferコードが原因でユーザスペースに不正にアクセスされるセキュリティホールが存在する。なお、これ以上の詳細は公表されていない。 [更新] 2004/04/28 登録
▽ Linux Kernel panic()─────────────────────── Linux Kernelは、panic()機能が原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。なお、この脆弱性による詳細な影響については公表されていない。 [更新] 2004/04/26 登録
▽ Linux Kernel ip_setsockopt──────────────────── Linux Kernel ip_setsockoptは、MCAST_MSFILTERソケットオプションが原因で、整数オーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にシステムをクラッシュされたりシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新] 2004/04/21 登録