総務省は4月14日、相次ぐ個人情報漏洩問題について、情報管理を徹底するよう、関連機関に要請を行った。同省では、平成10年に「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」を制定、さらに本年3月に「個人情報の情報管理の徹底について」の要請を関係諸機関に行っている。しかしその後も電気通信事業者による個人情報漏洩事件が発生しており、この漏洩事件については流出経路も未だ判明せず、内部からのデータの持ち出しの可能性もあるという。このことから、内部からの持ち出しを防止するための対策として、(1)個人情報データベースに対するアクセス制限、アクセスログの保存、監視体制などアクセス管理を強化すること、(2)個人情報データの持ち出し手段の制限を強化することなどの対策を講じるよう呼びかけている。http://www.soumu.go.jp/