社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、大手オークションサイトを悪用して海賊版コンピュータソフトを販売していた神奈川県の男性の逮捕を報告した。宮城県警仙台中央署に逮捕された同男性は、3月中旬ころに「ヤフーオークション」を悪用して海賊版ソフトの購入客を募り、東京都、宮城県、新潟県、山形県、岩手県などの6名に対して、CD-Rに無許諾で複製したソフトウェア12枚を、市場価格の約10分の1で販売していた。男性は、「ヤフーオークション」への出品の際には、最低落札価格を市場価格よりも高額で設定するなど、意図的にオークションシステムを使った落札をさせないようにした上で、商品説明のコメントに「耳寄りな情報あります。直接連絡下さい」等と記載して、電子メールのやりとりを通じて直接取引を行う販売方法をとっていた。http://www.accsjp.or.jp/news/030530.html