バッファオーバフローについて | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.24(金)

バッファオーバフローについて

特集 特集

 コンピュータウイルスやワーム、不正侵入手口などについて調べていくと、バッファオーバフローという脆弱性が目立つと感じるはずだ。実際に、SIOS( https://vdb.sios.biz/ )で「buffer overflow」をキーワード検索すると、1,000件以上ヒットすることからも、バッファオーバフローは大問題であることがわかる。今のところ「脆弱性の約25%はバッファオーバフローに起因する問題である」と考えて良いだろう。

 今回のコラムでは、バッファオーバフロー問題について考えていく。

 バッファオーバフローとは、プログラマが用意した領域に、その領域の大きさを越えたデータが入力されて起こる。この状態になると、メモリにロードされたプログラムの一部が壊れることになるが、C/C++言語の仕様では、バッファの境界値チェックは行わないので、こういう事は起きやすい。
 全てバグ(プログラマのコーディングミス)である。


●仮想メモリ空間
 最初に、プロセスがどのようにメモリを使用するかについて確認しておく。

 プロセスが使用するメモリは、テキスト領域、データ領域、BSS領域、ヒープ領域、スタック領域と分類できる。C言語では各領域を次のように使用する(Linuxの例で説明するが、他のOSでも同じような構成)。

・テキスト領域
 プログラムの実行コードが格納される。読み取り専用。複数のプロセスで共有される。

・データ領域
 宣言時に値をセットしたスタティック変数やグローバル変数が格納される。

・BSS領域
 宣言時に値をセットしていないスタティック変数やグローバル変数が格納される。


横河電機株式会社 SIOS調査員B

(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

特集 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. ここが変だよ日本のセキュリティ 第30回「ダメンズ・オーディット! 上場企業なら避けて通れない監査対応に監査感激!」

    ここが変だよ日本のセキュリティ 第30回「ダメンズ・オーディット! 上場企業なら避けて通れない監査対応に監査感激!」

  2. グローバルで活躍するプロフェッショナル - EYのサイバーセキュリティ部隊に仕事とキャリアを聞く

    グローバルで活躍するプロフェッショナル - EYのサイバーセキュリティ部隊に仕事とキャリアを聞く

  3. クラウドセキュリティ認証「ISO 27017」「ISO 27018」の違いとは? ~クラウドのよさを活かす認証コンサル LRM 社 幸松 哲也 社長に聞く

    クラウドセキュリティ認証「ISO 27017」「ISO 27018」の違いとは? ~クラウドのよさを活かす認証コンサル LRM 社 幸松 哲也 社長に聞く

  4. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン 7 「アリバイの通信密室」 第8回 「はした金」

  5. [対談] 人工知能は重要経営課題となったサイバーリスクに対抗できるか

  6. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン 7 「アリバイの通信密室」 第9回「勤怠簿」

  7. マンガで実感 !! サイバーセキュリティ 第1話「静かなる目撃者」

  8. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン6 「誤算」 第1回「プロローグ:七月十日 夕方 犯人」

  9. 工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン 7 「アリバイの通信密室」 第10回「面会依頼」

  10. ISMS認証とは何か■第1回■

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×