アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、ISCのDHCP relay serverの耐久性を向上させるためのセキュリティパッチがリリースされている。DHCPパケットは、0.0.0.0というIPアドレスで設定されているいるため、2つめのフィールドである「giaddr」が存在する。「giaddr」の数値が全て「0」になっていなくても、ISC DHCP relay serverはこれを処理してしまう。さらにサーバは「giaddr」を修正しないため、攻撃者は「giaddr」を任意の値に設定することが可能となる。ISC DHCP relay serverが「giaddr」を持つパケットに遭遇すると、これを認識せず、パケットを不確定なまま転送してしまう。このため、ブロードキャストストームが発生し、膨大な量のDHCPクエリー(最高で毎秒数百)がDHCPサーバーによって応答される結果となる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:06 GMT、02、20、2003】