アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、新種のマクロウイルス、TrugはMicrosoft Word文書に感染する。サイズは6,205バイトで、通常、電子メールなどのファイル共有媒体を介して他のコンピュータに拡散する。Trugは自身のコピーをC:ドライブ上に格納する。感染した文書が開かれるとテンプレートファイルに感染し、その後開かれる他の全てのMicrosoft Word文書に感染しようとする。また、Wordの汎用テンプレートからThisDocumentモジュールを除く全てのマクロモジュールを削除しようとする。毎月18日に不正プログラムの作者からのテキストが格納されているtxtファイルを作成しようとし、22日にはファイル破壊ルーチンを用いてautoexec.batファイルを書き換えようとする。当該ルーチンがWindows 9Xコンピュータの起動時に実行されると正常に起動しない。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【22:50 GMT、02、16、2003】