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2018.02.19(月)

【詳細情報】反トラスト訴訟を起こしたKaZaAのオーナー

国際 海外情報

◆概要:
 2003年1月27日、ロサンゼルス連邦裁判所で、KaZaA ピアツーピアファイル共有ネットワークを所有するSharman Networksが、共謀を理由に複数のエンターテイメント企業を相手取った逆訴訟を起こした。

 Sharman Networksは、オンライン競合企業を廃業に追い込むため、複数のエンターテイメント企業が共謀したと主張している。さらに同社は、反トラスト法違反を理由に、このような行動が是正されるまで、著作権の適用を停止すべきであるとしている。

 複数のエンターテイメント企業が、オンライン著作権侵害を助長したとして、Sharman Networksを訴えている。しかし同社は、KaZaAを購入し、コンテンツの合法的なオンライン配布によって利益を得ているため、エンターテイメント産業が閉鎖に追い込んだNapsterやAimsterなどの企業とは異なると主張している。

 パートナーであるAlnetと共に逆訴訟を起こしたSharman Networksは、著作権で保護されたコンテンツのオンライン配布ライセンス契約のために、多数の映画・音楽産業の幹部と会ったと主張している。同社によれば、多数の幹部がこの案に興味を示したものの、米国レコード工業会(RIAA)を含む産業グループにより、Sharman Networksと契約しないよう「繰り返し指示された」という。


◆情報ソース:
・CNet ( http://news.com.com/2100-1023-982344.html?tag=fd_top ) , Jan. 28, 2003

◆キーワード:
 US Circuit Court US Digital Copyright Millennium Act/DCMA
United States

◆分析:
 (iDEFENSE 米国) ファイル交換企業の度重なる論争において、著作権濫用と反トラスト活動に注目が集まったことは積極的な進歩である。米国連邦裁判所のMarilyn Hall Patel裁判官は、2002年2月に、レコードレーベルによるオンラインライセンス契約の調査を命じた。Patel裁判官は、この判決の中で、デジタル配布市場に参入した際に、レコードレーベルが反トラスト法に違反した疑いがあると述べた。この判決は、Napster 裁判に関するものであった。

 RIAA は、Sharman Networksがオンライン著作権侵害のために設立された企業であり、同社と協力する理由は全くないと主張している。

 今回の逆訴訟は、Napster以来最も重要なオンライン著作権訴訟といわれているケースをさらに複雑にしている。また、この訴訟がエンターテイメント産業とレコード産業に多大な損害を与える可能性もある。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
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  http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
  情報の内容は以下の時点におけるものです。
 【01:14 GMT、01、29、2003】
《ScanNetSecurity》

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