アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、PAMモジュール、pam_xauthのセキュリティ上の欠陥に対する暫定処置が公開された。また、ベンダーのアップデート版も発表されたが、まだリリースされていない。pam_xauthは、ユーザーがルートユーザーの場合のみ、xauth cookieを転送することになっている。しかし、多くの場合、ルートが"su"を用いたユーザーにはルートアカウントから他のユーザーにcookieを転送する。この結果、ルートが"su"を用いて敵意のあるユーザーになり、敵意のあるユーザーのホームディレクトリに、コピーされたルートのxauth cookieをコピーするスクリプトが実行されると非常に危険である。敵意のあるユーザーはコマンドを実行し、ルートのXセッションを確認し、容易にホストを乗っ取ることができる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:42 GMT、02、04、2003】