アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Linuxベンダー各社が電子メールクライアントのリモートでの悪用を修正したFetchmailパッケージのアップデート版を出荷した。Fetchmailは、オンデマンドTCP/IPリンク上で使用されるリモートメール検索/転送ユーティリティーである。多くの場合、Fetchmailはルートを始めとする特権ユーザーによって実行されるため、この欠陥は非常に深刻で、ヒープオーバーフローがリモートで悪用可能である。この攻撃では対話は不要である。攻撃者は特別にフォーマットされた電子メールをユーザーに送信するだけである。一旦検索、構文解析されると、電子メールメッセージは被害者のシステム上で任意のコードを実行できる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【03:29 GMT、01、10、2003】