アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Easy Software ProductsのCommon Unix Printing System (CUPS)で、複数の脆弱性が発見された。これらの脆弱性の悪用により、ローカル攻撃者とリモート攻撃社がルート特権を取得する可能性がある。脆弱性の問題点は10項目に及び、CUPSd HTTPインターフェースに整数オーバーフローが存在するため、攻撃者が"lp"ユーザーIDと"sys"グループIDの許可を取得できる点、/etc/cups/certs/の作成における競合条件により、攻撃者が任意のファイルをルートとして作成または上書きすることができる点、特別に細工したUDPパケットを送信することにより、リモート操作でCUPSにプリンターを追加することができる点などが含まれる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【22:32 GMT、12、12、2002】