新電子自治体共同研究会(第一法規出版、価値総合研究所、ガートナー ジャパン)は12月11日、地方自治体における職員のIT浸透度の県別ランキングを発表した。同ランキングは、「パソコン普及率」、「インターネット接続率」、「パソコン習熟度」の3項目に関して、全国の都道府県市町村3,286(2002年8月時点)自治体を調査し、都道府県別に集計したもの。発表によると、パソコン普及率、インターネット接続率、パソコン習熟度の総合1位は長野県(昨年10位)。続いて、2位が石川県、3位が富山県、以下三重県、岡山県、鳥取県の順と、昨年の上位10県のうち7県が再びランクインしているとのこと。同研究会は、この1年で地方自治体のIT基盤整備は急速に進行しているが、電子申請システムや電子入札システムなどの行政サービスの電子化には、一部の先進的な自治体以外に大きな進展は見られないとしている。http://www.gartner.co.jp/press/pr20021211-01.html