アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、マイクロソフト社のWindows XPの無線LAN規格、802.11xのサポートに、複数のセキュリティ上の欠陥が存在している。第1の欠陥は、Windows XPが登録済みのアクセスポイントに関する情報を攻撃者に漏洩する可能性である。Windows XPが使用時に構成されるべき無線アクセスポイントを発見できない場合、プローブリクエストの送信を開始するが、攻撃者はこのリクエストを容易に傍受できる。第2の欠陥は、アクセスポイントへの接続に存在する。アクセスポイントが一時的に利用できない場合、Windows XPは同じSSIDを持つ他のアクセスポイント(攻撃者が提供するアクセスポイントなど)に接続し、トラフィックの送信を開始する。この結果、攻撃者は通常よりもずっと容易にman-in-the-middle(中間者による偽装)攻撃を仕掛けることができる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:03 GMT、12、05、2002】