アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、サンマイクロシステムズ社では、人気の高いzlib圧縮ライブラリで発見されたセキュリティ欠陥を修正するJava SDK及びJREのパッチキットを発表した。この欠陥により、完全なシステムの侵入を許可する。侵入はローカルで、場合によってはリモートでも可能となる。zlibは、メモリーを複数回開放しようとするため、攻撃者にシステムレベルのアクセス権を与える結果につながる可能性がある。zlibライブラリのアップグレードでは、アプリケーションの欠陥が修正できないため、zlibを使用するrsync、rpm、popt、dump、cvs、rmtやその他の多くのアプリケーションもアップデートされた。ベンダーによっては2つの告示を行っている。1つはzlib、もう1つは内部zlib機能を持つアプリケーションである。zlib機能を持つアプリケーションについては、脆弱性が見られアップグレードの必要がある。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:26 GMT、11、20、2002】