アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Basteトロイの木馬は、感染したコンピューターに関する情報を攻撃者に送信する。サイズが197,679バイトで、電子メールをはじめとするファイル共有媒体を介して、WindowsをOSに搭載したコンピューターに拡散する。実行されると、Windowsのシステムディレクトリーにファイルshell32.exeおよびmshost.exe、Windowsのシステムディレクトリーのcomフォルダーにcomsv.comファイルとして自己を保存する。さらにWindowsレジストリキーを変更する。また、アンチウイルスおよびファイアウォールアプリケーションの動作を停止させ、無効にしようとする。さらに、ポート27,374のICQページャーを介して攻撃者と通信する。Basteがインストールされると、攻撃者はシステムやネットワーク情報の表示、CD-ROMドライブの開閉、独自のインストールの管理、その他の操作を実行できるようになる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【01:15 GMT、11、14、2002】