コンパックコンピュータ株式会社は10月29日、総務省よりの発注を受け、物品等の調達に関する「電子入札・開札システム」の開発を行ったことを発表した。同システムは、e-Japan構想に基づく電子政府プロジェクトの一環として総務省が推進しているもので、これまで書面による手作業などによって行っていた物品等の入札事務を、インターネット経由で行うことを可能にするというもの。電子申請や電子調達などを実現する電子政府プロジェクトには、国産コンピュータ・メーカーを中心に各社が名乗りを上げているが、外資系企業が受注し実際にアプリケーション開発を行ったのは稀なケースとのこと。総務省では10月25日より、一部入札案件を対象に同システムの運用を開始している。http://www.compaq.co.jp/press/press878.html