アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、ベンダーがGNU tarのセキュリティアップデートの出荷を開始した。このアップデートは、ディレクトリートラバーサル攻撃につながる脆弱性を修正するものである。tarは通常、先頭の / および ..をファイルとディレクトリーパスから取り除き、攻撃者による /etc/passwd などのファイルパスの挿入を防止する。しかし、tar が複数の .. および / の文字を正常に処理しないため、攻撃者がシーケンスを埋め込み、「浄化」後に重要なファイルの上書きが可能になる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【00:10 GMT、09、30、2002】