無線LANの管理ソリューション"Sniffer Wireless" その2つの活用法 | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

無線LANの管理ソリューション"Sniffer Wireless" その2つの活用法

[日本アバイア株式会社]
(日本ネットワークアソシエイツ)

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[日本アバイア株式会社]
(日本ネットワークアソシエイツ)

   「ネットワーク分析といえば"Sniffer"。それ以外の名前は浮かばないですね。」

とはアバイア株式会社、コンサルタントSEの中森 氏の言である。そう言い切った中森 氏の勤めるアバイア株式会社ではSniffer Wirelessをどのように活用しているのか、お話をうかがった。
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◆Sniffer Wirelessを選んだ経緯

 アメリカに出張して無線LANのカンファレンスに参加した際に、米ネットワークアソシエイツ社のSEのプレゼンにより、はじめてSniffer Wirelessのことを知りました。

 ちょうど無線LANの計測ツールを探していた頃だったので、興味を惹かれました。他の製品とも比べたのですが、他の製品は値段は割安でしたが、機能的にこちらが求めるものを満たしきれていなかった。そういわけでSniffer Wirelessに決定したのです。

 やはりSnifferには歴史に裏打ちされた強力なブランド力があると思います。この業界では、やはりネットワーク計測といえばイコールSnifferですし、それ以外の名前はあまり浮かんでこないですね。

 また現地調査においては、ある人がデータのキャプチャを現場で行い、そのログを社内の詳しい人に渡して解析させるという分業が発生することもよくありますが、そうした場合、キャプチャするソフトと、解析するソフトとでデータ形式が共通でないと、何かと不便です。そういった側面からもやはりSnifferで統一されてくるということがあるのでしょうね。


◆Sniffer Wirelessの活用方法

 弊社のSniffer Wirelessの使用形態には二つの形態があります。一つは社内無線LANの障害調査・切り分けツールとしての、いわゆるエンドユーザーとしての普通の使用形態。もう一つは当社が開発・販売しているAvaya Wirelessシリーズの導入・サポートのためのツールとしての形態です。

 こちらはエンドユーザーとして使用しているというよりも、むしろ自分達が販売している「サービス」を構成するための「原材料」としての使用といった方がいいかもしれません。前者の形態においては、純粋なエンドユーザー、消費者ですが、後者の形態においては、それを使って自社製品を販売し、利益を上げるための活用ということになります。


◆トラブルシューティングとしての活用

 当社は、自社で開発・販売している製品は自社で導入するのが自然であり当然であると考えており、自社内ネットワークはすべて自社製品で構成しています。構内電話交換機はルーセント(※)ですし、社内全フロアには、Avaya Wirelessを使った無線LAN網を張りめぐらせています。

 社員約150人の半数80人弱ぐらいが、デスクトップPCとノートPCを一台ずつ持っており、ノートの方は無線LANにつながっています。要するに、会議などある時でも、ノートPCをそのまま持っていって、そのままでファイルサーバや自メールボックスの内容を見ることができ、ケーブルをいちいち抜き差しする手間はまったくないということです。こうなるとノートPCは本当に紙のノートと同じ感覚で持ち運べることになります。

 さて、Sniffer Wirelessはこの社内無線LANで障害が起きたときに、その実状・現状を計測・調査するためのツールとして使っています。とにかく障害が起きたときには、まず現況を把握する事が第一なわけですから、そうした意味でもSnifferのような計測ツールは不可欠ですね。
(※アバイア社はルーセント・テクノロジー社から分社独立した会社です。)

(詳しくは下記URLでご覧になれます)

出典:日本ネットワークアソシエイツ
   http://www.nai.com/japan/sniffer/donyu_snif_avaya.asp

導入製品:
Sniffer Wireless:(無線LAN通信データの分析・管理ソリューション)
《ScanNetSecurity》

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