社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会は、同協会の調査活動の成果として、海賊版ソフトウェア販売摘発の結果を発表した。報告によると、岡山県警生活安全課と倉敷署は8月28日、著作権法違反の疑いで兵庫県尼崎市の無職男性(36歳)を逮捕したとのこと。この男性は、2002年6月中旬から7月中旬にかけて、インターネットオークションを悪用し、海賊版コンピュータソフトウェアを市販価格の約9分の1で販売していたという。販売していたのは、マイクロソフト社の「Microsoft Windows XP」「Microsoft Office XP」で、これらソフトの海賊版摘発は全国初。同協会では、海賊版販売の実態調査などを通じ、同署の捜査に全面的に協力した。