アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Laphex(別名Institon)は、バックドア型トロイの木馬である。メモリー実行後は、Laphex がリモート攻撃者による感染コンピューターへのバックドアアクセスを提供する。Laphexは、ポート5152を利用してリモート攻撃者と通信する。攻撃者への感染通知には、AOL Time Warner 社の ICQ インスタントメッセージングアプリケーションが使われる。攻撃者は、このアプリケーションが接続するサーバーを利用して、感染コンピューターへのアクセスを取得する。