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2017.12.16(土)

【詳細情報】米国は「大規模なサイバー攻撃を受けても当然」- ロシア人ハッカーウェブサイトのポスティング

国際 海外情報

◆概要:
 ロシア人ウェブサイトの最近のポスティングによれば、一部のロシア人は、米国が大規模なサイバー攻撃を受けても当然であると考えている。このコメントは、2002年7月末にロシア人ハッカーのウェブサイト http://www.xakep.ru に掲載されたもの。

 このコメントは、2002 年7月24日にオンライン公開された、Business Software Alliance (BSA、本社ワシントンDC) が米国で行った調査の結果に対するものである。BSAによれば、調査対象者は、企業のコンピューターセキュリティの直接的な責任者である。600人以上のIT専門家がこの調査に参加し、その大半(62パーセント)が「9月11日以来、米国企業に対する大規模なサイバー攻撃のリスクが増大した」と答えている。また、回答者の47パーセントが、今後12ヶ月の間に、米国を狙った大規模なサイバー攻撃が発生する可能性が高いと答えている。

 この調査結果を受けて、ロシア人ハッカーのウェブサイトxakep.ruでさまざまなポスティングが行われた。そのひとつは、米国とロシアは「密接すぎる関係にある」ため、「米国で発生する事件は、ロシアにも影響する」としている。"ZA_CCCP"という名乗る人物(" USSRのために" の意、明らかなソ連擁護派)は、「これは朗報である。彼ら(米国)を攻撃する必要がある」と書いている。また、 -=Madboy=- という人物は、「強欲な彼ら(米国人)には自業自得である」としている。さらに、EpsiloN と名乗る人物は、「自業自得という意見には賛成だが、問題は強欲さではなく傲慢さである。自分の行為は、いずれ自分に跳ね返るものだ。彼ら(米国)も長崎と広島の苦しみを味わうことになるだろう!」と書いている。

 xakep.ruサイトにポスティングされたこれらのコメントが、実際にロシア人ハッカーによるものであるかどうかは不明であるが、その可能性は高いと思われる。


◆情報ソース:
 iDEFENSE Intelligence Operations, July 31, 2002
 Xakep.ru (http://www.xakep.ru/post/15915/default.htm), July 26, 2002
 Business Software Alliance - US Business Cyber Security Study (http://www.bsa.org/security/resources/2002-07-24.140.pdf), July 24, 2002

◆キーワード:
 Crackers Cyber terrorists
 Hacktivists Malicious code author
 Whackers State sponsored
 Actor: Other Hacker Group: Other
 Incident: Crack Incident: Cyber terrorism
 Incident: Destruction of data Incident: Information warfare
 Al Qaeda Critical infrastructure protection/CIP
 Terrorism Afghanistan
 Japan Russia
 United States

◆分析:
 (iDEFENSE 米国) それぞれのコメントに関連性はないかもしれないが、ロシア人ハッカーの傾向がうかがえる。内部者の報告によれば、ロシア人ウイルス作成者LovinGODが、テロリスト集団アルカイダによる米国攻撃を称賛している(ID# 109900, June 17, 2002)。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
  アイディフェンス社の iAlert サービスについて
  http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
  情報の内容は以下の時点におけるものです。
 【11:17 GMT、08、01、2002】
《ScanNetSecurity》

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