Scan Incident Report は、7月9日に、総務省に、Scalper 感染危険性のある自治体ドメインリストを提供した。 また、Scan Incident Report では、これに先立ち特に深刻な状況にある三重県に対して情報提供を申し入れていたが、応答ないまま危険な状況が継続している。 三重県の一部の自治体のドメインは、 Scalper およびそれ以外のよく知られた危険性をもつ状態で運用されており、悪意ある第三者が攻撃、攻略可能な状態となっていると推定される。 また、三重県以外にも Scalper およびそれ以外のよく知られた危険性をもつ状態で運用されているドメインが、存在している。 たとえサーバがのっとられたとしても、誰の責任問題になるわけでもないから、放置された状態でかまわないと考えられているわけではないだろう。監督官庁である総務省および当該自治体には、早急な改善がのぞまれる。 Scalper ワームに感染する可能性のある自治体、行政府のサーバ 157件 (2002.7.8) https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/5857.html