アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、複数のベンダーが DNSリゾルバーに存在する脆弱性に対して、重要なアップデートを出荷した。この問題は、さまざまなタイプのオペレーティングシステムにあるDNSリゾルバライブラリの多くが、リモートで利用可能な一つ違い(off-by-one)バグの影響を受けるというものである。また、当該脆弱性は全バージョンのOpenBSDやFreeBSD、その他さまざまなOSに加えて、それらOSに基づいているファイアウォールにも影響があるため、かなり危険性が高いといえる。現在当該問題に関する利用コードは公表されていないが、ソースコードのパッチは既に公表されている。また、OpenBSDチームから情報を受けたベンダーからこの脆弱性に関する報告が早期に漏洩されてしまったため、利用コードが一般に入手可能になるのも時間の問題と思われる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:25 GMT、06、26、2002】