Libby Jansen: Renew Data Corp. 888-811-3789.■ ハッカー ハッカーは、脆弱性や開いているポートを探すなど悪質なインターネットサーフィンを行うことで、どのプラットフォームが稼動しているかに拘らずバスワードを迂回し、コンピュータに文字通り侵入することができる。コンピュータ・ユーザにとってそれらのサイバー侵入者は、特に危険だ。なぜならサイバー侵入者は、社会保障番号や財務情報、そしてその他の個人情報などの機密情報をコピー、あるいは盗用することが可能だからだ。他にも彼らは、アプリケーション・ファイルの破壊やウイルスの埋め込み、もしくは他のユーザに攻撃を仕掛けるためにあなたのコンピュータを乗っ取ることができる。 困ったことに、ハッカーはオンライン・アクセスが可能な全てのコンピュータに対して、脅威を突きつける。Mac も例外ではない。事実、Mac の最新オペレーティング・システムは、チャレンジ精神が旺盛なハッカーたちの格好な標的になっているようだ。Mac OS X は UNIX ベースであるため、一部のハッカーは Mac OS の旧バージョンよりも Mac OS X をより理解している可能性がある。従って潜在的ハッキングから Mac を守るため、セキュリティ措置を講じることは非常に重要だ。 悪意ある攻撃から Mac を適切に保護するため、以下のガイドラインに従う必要がある。1.攻撃者のプログラムへの不正侵入を検出、阻止するため、個人用ファイアウォールをインストールすること。2.コンピュータ・ベンダーからリリースされるパッチおよび修正プログラムを常に最新版に更新して、ソフトのセキュリティホールに適用すること。3.適正なパスワードを慎重に選択すること。各サイトに異なるパスワードを選び、それらを他人に知られないようにする。そして、時々変更すること。4.機密データを所有するユーザは、全てのファイルを暗号化する必要がある。5.時々、データのバックアップをとること。[情報提供:SecureMac] http://www.securemac.com/ [翻訳:関谷 麻美](詳しくはScan本誌をご覧ください)http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml