◆概要: IPS(インターネットサービスプロバイダー)の大半は今でも他のネットワークプロバイダーへの光ファイバー回線の物理冗長性を最小限にしている。ほとんどの場合、複数のネットワークに接続しているISPは、1本の物理光ファイバー回線だけでネットワークをネットワークアクセスポイント(NAP)やMAE-West、MAE-East、LINXといったインターネットエクスチェンジに接続している。このように、ISPは未だケーブルインフラに対する物理的な攻撃、火災や建築といった事故に対して脆弱である。◆情報ソース:・ Nanog Mailing List (Justin Streiner, streiner@stargate.net ), April 24, 2002◆分析: 先日、AT&Tでは同社のアレゲーニーセンター付近でファイバーが切断され、複数のOC-48接続が不通になり、複数のISPへのサービスに影響が出た。ISPを選択する際、そのISPが複数の接続回線を所有しているか、複数の物理ファイバーが別個の独立した経路に敷設されているか確認する。一般的には、橋や鉄道用地といった、大量のケーブルが敷設されている狭い箇所が問題となる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです。 【15:15 GMT、04、25、2002】