◆概要:
2002年3月18日付Newsbyteのレポートによると、米陸軍・海軍のコンピューターで、Binary Research International社製のリモートアクセスツールが発見されため、その発信元を発見するために米軍は同社に連絡したようである。
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◆概要: 2002年3月18日付Newsbyteのレポートによると、米陸軍・海軍のコンピューターで、Binary Research International社製のリモートアクセスツールが発見されため、その発信元を発見するために米軍は同社に連絡したようである。
Binary Research International社が開発したRemotelyAnywhereが、米国防省のコンピューターで最近発見された。RemotelyAnywhereを悪用すると、リモートユーザーはサーバーベースのソフトウェアをホストしている攻撃対象のコンピューターにアクセスすることができる。また、このアプリケーションには、乗っ取ったコンピューターにおいて、TCPポート2000と2001(デフォルト設定)を介してリモート攻撃者/管理者からのコマンドを受信することができる、リスニング機能が搭載されている。
RemotelyAnywhereは、システム管理者の権限がないとMicrosoft Windows NT、2000、XPの各OSにインストールできないため、軍関係者はこの事態を非常に重く見ている。RemotelyAnywhereアプリケーション自体は、コンピューターをリモートで管理するための正当なソフトウェアであるため、アンチウイルス製品は検知されない。