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2018.08.19(日)

Norton Anti-Virus 2002 の様々な脆弱性

国際 海外情報

[翻訳:関谷 麻美]
2002年3月13日

概要
 Edvice は最近、着信電子メールのウイルスを検出するNAV 2002 の機能をテストした。NAV 2002 には、送受信する電子メールのウイルスをスキャンする電子メール保護機能が組み込まれている。

 Edvice は、NAV 2002 電子メール保護機能に4つの脆弱性を発見した。その中の一つは、Auto-Protect メカニズムに影響を与えるものだ。
 それらの脆弱性を使用することで、NAV 2002 電子メール保護機能を迂回することができる。

詳細
 発見されたセキュリティ上の脆弱性を以下に記す。

1)NULL 文字を MIME メッセージに挿入することで NAV 2002 Incoming Emai  Protection を迂回することは可能だ。ウイルス部分の前に NULL 文字が  現われる場合、NAV 2002 はウイルスの検出に失敗する。

2)いくつかの例で、ウイルスもしくは悪意あるコードを特定の非 RFC 準拠の  MIME フォーマットに埋め込んだ際、Norton Anti-Virus 2002 は早々にス  キャンを終了し、最初の受信メールのスキャン・プロセスで感染した電子  メールを検出しなかった。

3)二つのファイルタイプ .nch と.dbx は、デフォルトで Norton Anti-Virus  2002 のスキャンから除外されている。攻撃者は、Word のマクロウイルス  を取得し、.nch もしくは.dbx の拡張子を持つ名前に変更する。そして、  それを攻撃対象に送り付ける。攻撃者が Norton Anti-Virus 2002 を使用  している場合、それらのファイルはスキャンする対象から外れるだろう。
  Windows は自動的に Microsoft Office ファイルを認識するので、そのフ  ァイルをダブルクリックして、感染した文書を実行する。

4)Content-Type および Content-Disposition フィールドの異なるファイル  名を提供することで、Norton Anti-Virus 2002 を欺きスキャンする対象  からそのファイルを除くことが可能になる。Outlook は、Content-
Disposition ファイル名 フィールドを使用してファイルの名前に決定し、他方 Norton Anti-Virus 2002 は Content-Type 名前フィールドに注目し、そのファイルをスキャンする対象から外す。

  下記に例を挙げる。

Content-Type: application/msword;
name=\"Virus.nch\"
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename=\"Virus.exe\"

追加情報
Edvice Security Services がこの情報を提供した。

[情報提供:SecuriTeam]
http://www.securiteam.com/

《ScanNetSecurity》

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