2月25日、日本ボルチモアのWebサイトにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発覚、同社はWebサイトによる告知を行うとともに、対処の報告を行った。この問題は同社が提供しているの「SureServer」シールプログラムにおいて、サーバー証明書の確認ページ『クリックして証明書の有効性を確認』に存在した物。資料集/リポジトリTrusted Web シールプログラムのご案内http://www.baltimore.co.jp/SureServer/seal.html 同社は直ちに当該スクリプトの停止を行い、サービスを利用している顧客/関係者への説明を開始。その後、サービスの改修/試験を行った後、他のスクリプトについても同様に改修/試験を行っている。 なお、サービスは現在再開されているが、問題の発覚からサービスの改修完了までわずか19時間という素早い対応となった点は、非常に迅速な対応であった。 また、Webサイトでの告知では、他のスクリプトについても検査を行っている点についてもふれられており、徹底的な改修/試験が行われている。これは、改修がその場限りの物ではなく、危険性を十分認識した適切な対処であるといえる。現在も検査は続いているが、その後の対策経緯や現在の安全性の告知などを積極的に行っていく姿勢は、他社にも見習って欲しい。弊社Webサイトにおける脆弱性に関する重要なお知らせhttp://www.baltimore.co.jp/info/2002/020225.html(詳しくはScan Daily EXpressおよびScan 本誌をご覧下さい) http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm http://vagabond.co.jp/vv/m-sc.htm