エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は、今後、磁気カードに代わり普及すると見られているICカードをインターネットアクセス時の本人認証に利用する汎用的なセキュリティプラットフォームサービス「セーフティパス」の提供を開始した。 同サービスは、同社やサービス事業者などが配布したICカードを用いてインターネットにアクセスすることで、アクセス者が会員本人であることが保証されるというもの。会員は個人情報などを登録したICカードをPCのカードリーダーに差し込み、ネット経由でNTTコムのサーバに情報を暗号化して接続することで認証などが行われる。サーバと会員の間の暗号路には、IP-VPNとして標準化されているIPSec方式を採用。また、USB接続のICカードリーダーは当面、同社が申し込み会員に対して配布する。認証・決済機能のみを提供するサービスもあり、この場合は会員が利用するICカードは当該企業が発行することが可能。また、ICカードよりも簡易な「IDキーホルダサービス」というものもある。http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0010/1004.html