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2018.07.23(月)

タリバン支持ウェブサイトは、いまだ運営されている

国際 海外情報

概要:
 テロ支持グループ Dharb-i-M'uminが運営する親タリバンサイト (http://www.ummah.net.pk/dharb/) は、まだ稼動しているようだ。

 以前、同サイトはアクセス不可と伝えられていた (11/2/01付 ID# 106083)。その理由は、11月1日頃にメインのアドレスである http://www.ummah.net.pk に「本サイトは、緊急アップグレードのため、アクセスすることができません。後日お越し下さい。」というメッセージが掲載されていたからだ。また、2001年11月5日 15:00 GMTに iDEFENSEが実施したチェックでは、やはり同サイトはアクセスできなかった。しかし、www.ummah.net.pk の URLに /dharb/ を追加すると、直ちに Dharb-i-M'umin のウェブページが立ち上がるため、実際には同サイトが正常に稼動しているようだ。

 同サイトは、タリバンを支持するほか、米国よって禁止されたアル・ラシード・トラスト (Al Rasheed Trust)も推進している。アル・ラシード・トラストは、最近ブッシュ大統領が発令したテロ対策行政命令 #13224にて、テロ支持団体としてリストアップされているグループである。


情報ソース:
Dharb-i-M'umin website Nov. 05, 2001
http://www.ummah.net.pk/dharb/


分析:
 本件は、このストーリーに新たな展開を加えるものだ。現段階では推測に過ぎないが、上記サイトが表面上ダウンしているように見せかけようとした、外部圧力があったかもしれない。同サイトがダウンしている理由について「アップグレードのため」 以外に、何も情報が提供されなかったことが、この可能性をより一層高めている。サーバーが本当にアップグレードされている可能性は否定できないものの、ウェブサイトの一部が正常に稼動しているだけに、非常に紛らわしい。ただし、メインの URLアドレスの状況から判断すると、サーバーがアップグレードされているとは考えにくく、よって、同サイトのシステム管理者は、わざとサイトがダウンしているかのように見せかけた可能性が高い。

 上記サイトにアクセスするほとんどのユーザーは、同サイトがメンテナンス、アップグレード、あるいは同サイトへの攻撃に対する報復活動のため、シャットダウンしているものだと思い込むだろう。しかし、常連ユーザーたちが /dharb/を URLに追加するだけで、ウェブのその部分に正常にアクセスできることを知っていたとすれば、「アップグレードのためアクセス不可能」という記載内容は、見せかけであった可能性が高い。


(詳しくはScan本誌をご覧下さい)
http://www.vagabond.co.jp/vv/m-sc.htm

※この情報はiDEFENSE社( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。情報の内容は以下の時点におけるものです
【18:16 GMT、11、5、2001】

《ScanNetSecurity》

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